「ランチェスター戦略学会」第3回研究大会
ご報告第1弾!
今年のテーマは、「競争戦略理論の諸相」。
何やら小難しそうなタイトルの下、今年も開催いたしました。
5名の報告者とそのテーマは以下の通り。
報告Ⅰ: 「販売会社におけるランチェスター戦略の実践」
報告者:町口正人
討論者:上原征彦
報告Ⅱ 「田岡理論と競争戦略」
報告者:田原沖志
討論者:橋本雅隆(目白大学教授)
報告Ⅲ: 「ダイレクト・マーケティングと競争優位」
報告者:杉井伸二
討論者:小泉徹(首都大学東京教授)
報告Ⅳ: 「シェアと利益の相関関係②」
報告者:福永雅文
報告者:森下雅文
討論者:上田晃輔((株)トランスコウプ代表)
報告Ⅴ: 「競争優位を持続する論理」
討論者:小林哲(大阪市立大学准教授)
どれも非常に興味深い内容でしたが、
特に私は下記のテーマに注目していました。
「販売会社におけるランチェスター戦略の実践」
「田岡理論と競争戦略」
町口さんは、以前に大手事務機器系の企業で
営業の責任者を務めていた方ですので、
実際にどのように自社の戦略にランチェスターを
落とし込み、成功していったのか?
この生の声を聞くことが出来たのは収穫でした。
ここでは詳しく話されなかった係数について、
今度は個人的に聞いてみたいとも思います。。。
また、「田岡理論」については、昨年私も発表するにあたり、
師事して頂いた田原先生が報告されました。
田原先生は、田岡先生の会社に在籍し、
直接、田岡信夫に触れている人物です。
間近で見てきた田原先生ならではの報告は、
実に貴重で、本質的な部分を突いていると感じました。。。
また、本国サンマイクロシステムズでの専務を始め、
外資系企業経験が長かったこともあり、米国からランチェスター戦略が
どのように認識されているか?
こんな興味深い部分まで知っている田原先生の存在は、
学会、協会にとっても重要であると再認識させられました。。。
もはや、毎年の恒例行事となっている
小林哲先生(大阪市立大学准教授)と福田先生(立教大学教授)
のバトルは、ここでは触れなくても良いでしょう(笑)
毎年、ガチの一歩手前での討論は、実は結構楽しみです・・・・
報告内容についてはまたの機会に!