コンサルという資格は有るようで明確でない。
経営やマーケティングでいうと、
一般的には、MBAや中小企業診断士辺りが
該当するといえる。
しかし、こうした資格を取得しようとしまいと、
ビジネスパーソンとして、学んで置くべき要素が
ここには多々あることは間違いない。
まぁ、これは資格に限らず全ての事に言えるのだが、
スキルというのは、それを学ぶ人によって、いかようにも活用でき生かされる。
したがって、どのような資格、スキルを身につけると良いかということではなく、
その人自身の心構えによるところが実は大きいと言えるだろう。
これは、武道や格闘技もしかり。
空手、柔道、合気道・・・どれが強いのか?
・・・ではない。
実戦でいかに応用、対応できるかである。
これはすなわち、個人に依存する。
ただ、MBA系のコンサルなどによく見られるのは、
中小企業などへの戦略支援は余り得意ではないようだ。
非常に実践戦略に乏しい傾向にある。
(失礼!勿論例外は多々ある。一般的にということ)
とはいえ、大企業の事業戦略策定やマネジメントに関しては
存分にそのスキルを発揮する。
これは、そういうものなんだろう。
そんな中、中小企業に優れた実践戦略を支援できるのが、
CTPTという体系であることをこの一年で痛感している。
この考え方は、多分にランチェスター戦略と一致する。
いや、根底はほぼ同一である。
言うなればランチェスター戦略は戦いの源流柔術である。
CTPTは、そこからスポーツ競技として発展した柔道と置き換えられる。
中小企業を再生させる戦略は、この2つが有効であることは間違いない。
理論主義者では対応不可能である。
これが現場における現実である。