2011年08月26日

ランドマーク税理士法人セミナー開催のご報告

8月23日、横浜ランドマークタワー25階のセミナールームにて、当事務所主催の定例セミナーが開催されました!

第1部「最新の税制の動向について」
講師:代表税理士 清田 幸弘
平成23年度の税制改正法案では、「相続税の基礎控除額を40%削減する」という内容が盛り込まれていました。その結果、何が起こるかといえば、相続税の課税割合(申告の必要な人の数を死亡者数で割った値)が4.2%から約7%にまで跳ね上がります。とりわけ、地価の高い首都圏においては一層の影響が見込まれ、相続税を負担する方の数は2~3倍にもなりそうです。
震災の影響や国会の混乱もあり、施行は見送られることとなりましたが、日本の逼迫した財政事情を考慮すれば、今後も相続税の動きについては目が離せません。

第2部「税務調査徹底対策」
講師:薄葉 季之
税務署の事業年度は7月から開始されるという事情もあって、税務調査のピークは8月中旬から12月です。まさにこれからの時期。申告を行って次の年は特に注意を払ってください。
 最新の統計では、相続税の申告を行った方の数は約46,000人です。そして、実施された税務調査の数は13,863件。これはつまり4件に1件以上の割合で税務調査の白羽の矢が立つことを意味しています。この内、約85%の方に申告漏れが発覚しているとのことなので、問題なく乗り切るのはかなりの狭き門であることが想像できます。
対策のポイントは何といっても預貯金の管理。
特に名義預金などは今一度、徹底的に確認する必要がありそうです。

第3部「増客!『近隣マーケティングで大幅受注増』」
講師:西潟 重治
売れない時代に売る。
この命題に取り組む手法として考案されたのが当事務所の推奨するCTPTマーケティングです。C(コンセプト)とT(ターゲット)を整合させ、P(プロセス)に合わせたT(ツール)の活用により、短期間、低予算で効果を発揮します。
今回は、地域の小さなコミュニティの繋がりを利用して、堅実に受注を獲得する近隣Marketingを実施した地方工務店の事例をご紹介しました。
現場での小さな気配りが口コミを刺激し、チラシゼロで大幅受注増を達成。本当の信頼は日常の積み上げから獲得するもののようですね。

次回セミナーのご案内
次回の定例セミナーは9月22日(金) 15:00~16:30(受付開始14:30)
横浜ランドマークタワーセミナールーム2 (2516)にて。
テーマは「チェックポイントを適宜解説! 『法人税の税務調査』」です。
お問い合せ:0120-48(ヨハ)-7271(セツゼイ)
担当:小林